やり甲斐 カケ込み寺

第6章コロナ時代、働き方意識改革

#1 加速するデジタル化

新型コロナ拡大により、私達の生活活動が制限されるようになりました。
制限されたことで市場での需要と供給のバランスが崩れてきて、飲食業・
観光業を中心に数多くの業種に大打撃をもたらしています。
その影響で中小企業を中心に倒産・廃業をする会社が増加しており、それに比例して失業者も増えてきています。

こんな状況下でも需要が伸びている業種もあります。
フードデリバリー・スーパー(家庭用食料品)・家電業界・物流・ネット通販・リモート関連等々・・・。
私生活で巣ごもり需要が増加したこと、仕事では会社に通勤することを避けてテレワークが増加したことが要因です。

新型コロナの終息までにはしばらく時間が掛かると思います。
社会生活の流れも今の状況が続くと感じます。
またアフターコロナ後は、以前の社会生活に戻ることなく新たな様式に変わっていくと予想しています。
9月に管首相が誕生した際に、新たにデジタル庁を開設すると報道されました。
日本は他の先進国に比べてデジタル化が遅れています。
国民全員に10万の特別給付金を配るときに迅速かつ円滑に行き渡らない原因もデジタル化の遅れが影響していました。
今後の日本はオンライン化を推し進めていき、キャッシュレス・ペーパーレス化を加速させていくと思います。

同時に各企業も前例や慣例にとらわれることなく、このオンライン化を推し進めていかなければ時代に取り残されていくと感じます。
テレワークの普及・事務所の縮小・時間の効率化・経費の見直し・人事評価制度の見直し等の検討が必要になると思います。

働く労働者にとって意識すべきことは、「デジタル化の対応」「人事評価制度の見直し」です。
デジタル化の対応とは、今までの紙を使った働き方からパソコン・タブレットを使う働き方に慣れていくことです。
印鑑・FAXを使う働き方からオンラインを使った働き方に対応していくことです。

「私なんかに出来るの?」
「面倒くさそう!」
「パソコンとかタブレットって聞くだけで頭が痛くなる!」

こんな感じで心配にも不安にもなりますよね(笑)
インターネットにまったく強くない、学生時代に数学が大の苦手だった私が宣言します。
慣れるポイントは以下の3つだけですよ。

①一にも二にも他人に教わり操作してみることです!(いじること)
 ※説明書を見るとやる気が失せる(笑)
②仕事に必要なことだけの操作手順を覚えるだけ!
③一番大切なことは、自分には必要なことと受け入れること!
 ※得すること多数! 損すること無し!

コロナ禍の中、私の会社でも社員会議はリモート会議に思いきって変えています。また今後は社員にタブレットを渡して積極的に活用していこうと思っています。