やり甲斐 カケ込み寺

#今こそ他人に甘えて!!

現在、新型コロナ感染により死亡者数は2,000人を越えてきています。
ただコロナショックによる日本での自殺者も急増しています。
10月は2年7ヶ月ぶりに2,000人を越え、特に女性の自殺者が昨年同月対比190%であったそうです。
2020年累計では17,000人を越えており、感染拡大による第3波が押し寄せている中、更なる自殺者や生活困窮者が増えてくるはずです。

ここ最近メディアでも感染予防策を優先にするのか、経済活動を優先にするのか議論されています。
もちろん命を守ることが第一優先です。
私は以下の2つの指標をベースに、先を読みながらメリハリをつけた対策を政府・都道府県を含めた関係機関に舵取りを望みます。

1 新型コロナウイルス感染による死亡者を増やさない!
※重傷者に対応できる看護師や病床数の確保のための政策

2 経済的影響による自殺者や生活困窮者数を増やさない!
※出来る限り経済活動を止めないための政策

この2つのバランスを保っていくための政策が一番重要と思います。

先ほど女性の自殺者が急増しているとお伝えしましたが、この原因は経済活動の中で小売店や飲食店を中心としたサービス業に携わっている労働者に女性が多いからと感じています。
今回のコロナショックで労働時間の縮小・解雇・倒産により影響を受けた方も数多くいます。
またその女性の中には子供を持つお母さんもいて、学校の休校・行事の中止等による子供のストレスへの対応、更に旦那さんのリモートワークで自宅にいる機会が増えてのストレスを感じている方も数多くいると思います。
生活困窮・DV・親の心理的児童虐待やネグレクトなどが原因で女性の自殺者が増加したと推測します。

人は絶対に一人では生きていけません!
コロナ禍以前の日常生活でも多くの人に助けられてきました。
生活の基盤になる住まい、生きていく為に必要な食料、身だしなみを整えるための衣料、そしてそれらを購入するためのお金。
お金は会社などを通じて給与として受け取ったものです。
社会的貢献をして得たものです。
物やサービスを提供する人、それを購入するためのお金を稼ぐ会社があるから、需要と供給のバランスがお互い様の関係で成り立っています。

ですが今はこの循環がうまく回っていません。
特にお金を稼ぐ場所や機会が失われて、平常な日々のお互い様の関係が保たれなくなっているのです。

子供は自分でお金を稼ぐことが出来ないので、大人(親を含めて大人)がいなければ生きていけません。
大人には子供を育てる義務と責任があります。
同じく自分で稼げなくなった国民に対して、日本国は一時的に助ける義務があります。
これを受けるのは日本人として生まれて我々の権利です。

ただ残念ながら生活困窮者を含めた問題を抱える人々を、関係機関が探して助けてくれる訳ではありません。
マイナンバー(個人情報)の活用も遅れている日本では、自己申告による対応になってしまいます。
自己申告をするのにもどこにしていいのか解らない、そんな場所があると知らなかった方も数多くいると思います。

また特に私が気にしているのは女性の方です。
他人に助けてもらったり、他人からお金を借りることは世間的に違和感を抱いたり、我が子に申し訳ないなどの理由でためらう人がいることです。
もう一度言いますが、これは国民の権利であり日常生活を円滑に循環させるための当たり前の行為です。

危機的状況から一歩前に踏み出すことが出来ます!!
あなたは一人で悩む必要はないはず!!
あなたは大丈夫!!

私が知るかぎりのセーフティーネットを紹介させて頂きます。

【貸付・給付金・税金の減免】

●緊急小口資金・総合支援資金 0120-46-1999
 ※緊急でお金が必要な人に貸し付ける制度
  10~20万を限度に無利子・保証人なしで貸し付けしてくれます
 (返済に関しては十分に相談にのってくれるので安心です)
 
 https://corona-support.mhlw.go.jp/seikatsufukushi/index.html

●住居確保給付金 0120-23-5572
 ※各自治体でおこなっている家賃を補助してくれる制度です

https://corona-support.mhlw.go.jp/

●国民健康保険等々の税金の減免
 ※国民健康保険や各税金関係を減免・据え置きができます

https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/0430.html

 全国相談窓口
 https://www.nenkin.go.jp/section/soudan/index.html

【こころの悩み】
生活のこと、仕事のこと、一人で悩まないでください!
一人で頑張らずに、はき出してください!

●いのちの電話
 
0570-783-556(ナビダイヤル)
※午前10時~午後10時
0120-783-556(フリーダイヤル・無料)
※毎月10日 午前8時~翌日午前8時

●こころの健康相談統一ダイヤル  

0570-064-556
※相談時間は都道府県によって違います

●よりそいホットライン  

 0120-279-338(フリーダイヤル・無料)
 ※24時間対応

【子供達に対する支援】
●児童虐待による相談窓口

 ダイヤル189(イチハヤク)

●子供の悩み相談窓口
 ※いじめ・ひきこもり・不登校などの相談

https://www8.cao.go.jp/youth/soudan/index.html

●就学援助制度(幼児期から高等教育までの支援)
 ※子供は平等に教育をうける権利がある

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/05010502/017.htm

https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kodomo-hinkontaisaku/1369105.htm

●フードバンク
 ※困窮世帯の無償で食品を提供する活動団体です。

https://www.fb-kyougikai.net/foodbank