やり甲斐 カケ込み寺

第4章不安・苦しみ・悩み!【業務編】

#4 数字が見えた時の喜び!

マラソンに例えて話をさせて頂きますと、フルマラソンで走る距離は42.195㎞です。
ランナーは設定タイムで完走することが最大の目標になります。
目標タイムを2時間16分と設定します。
目標が明確に設定されているから辛く苦しい練習を繰り返しおこなうことが出来ます。
目標まで後40秒タイムが遅ければ、練習内容を変えるなどの工夫もしていきます。
そして目標数値を達成出来たときの喜びや達成感は言葉に表せないほどの素晴らしいものとなります。

数字で表した目標の価値観は誰が見ても一緒です。
数字で表さない目標は人によって価値観が変わってしまいます。

自分は一生懸命に頑張ったとします。
上司から「もう一頑張りだね!」何て言われたら腹が立ちますよね(怒)
その原因は明確な数値目標を共有していないからです。
これでは何処まで頑張ればいいか解りませんよね(汗)

まずは仕事における目標を数値化することが非常に大切になります。
第2章「数字に追われるな!数字は追いかけるもの!!」で紹介させて頂きましたが、営利目的の会社には必ず数字の目標が設定されています。
その数値目標は会社の組織に枝分かれされていると思います。
あなたの部署(店舗)にも目標売上予算があると思います。
更にその部署(店舗)で個々のスタッフに与えられた目標売上予算もあると思います。

もしあなたが入社した会社で、あなたの配属先で、数値目標が明確になっていなければ心配してください。

「すみません!今月の売上目標はいくらですか?」
こんなこと下のスタッフから質問されたら、上司は腰を抜かすと思います。
悪い意味ではなく、良い意味でビックリされると思います!

まずは数字に対しての苦手意識は捨てて下さい!
学生時代の因数分解でも円周率でもありません。
難しい計算をする訳でも問題を解く訳でもありませんから(笑)

あなたの身の回りに落ちている数字です。
探せばすぐに解りますよ(笑)
例)販売職の現場スタッフ
  月別個人予算⇒日別個人予算⇒客数予算・客単価

  店舗管理職の予算
  担当エリア店舗年間予算⇒各店店舗予算⇒販売管理費予算
  ⇒営業利益予算

大きいな数字から小さな数字に細分化していくことがポイントです!
数字を小さくした方が、その数字を達成する為に何をすべきか?
具体的な行動が見えてきます。

「塵(チリ)も積もれば山となる!!」
小さな数値目標を達成することが、最終的に大きな数値目標の達成に繋がります。
前項で紹介した1ヶ月のスケジュールを立てることが出来るのも、この数値目標が明確になっているからです。

「私はアルバイト(パート)だから関係ないよ!」
もちろん強要している訳ではありません(笑)
お金を稼ぐ仕事に楽はないと思っています。
その仕事に対してやり甲斐や喜びを感じることが出来たら、あなたにとって得だと思っています。
それにアルバイトやパートで数字(売上)を気にした言動行動をしていたら必ず正規社員や上司から一目置かれて評価されるはずです。

仕事は目標が明確だから頑張れます!
その目標は文字ではなく数字です!
数字目標は何をするべきか具体的な行動を生みます!