希望の星

# はじめに

毎年テレビ報道などで児童虐待によって子供の命が奪われることや、いじめにより自殺に追い込まれる子供がいます。
私は耳にするたびに、
「何でこんな酷いことが起きるのか?」
「未来のある子供がなぜ死ななければいけなかったのか?」
「この親が憎い!重い量刑にして欲しい!」
そんなことを感じながら心を痛めていました。

でもそんな感情を持つのもその時だけで、
日々の生活に追われる中、時間が立つにつれて頭から離れていきました。
忘れた頃にまた別の事件がおこり感情が戻ってきました。

私はこの世に生まれて何十年生きてきたのか、
学生時代を送り、社会人になり、結婚をして、子供をさずかり・・・。
痛ましい事件で命を落とした子供達には、この普通の人生を送る権利を奪われたことになります。
またこの瞬間でも虐待やいじめなどで苦しみ心を痛めている子供がいます。

私は出来る事をしようと思いました。
学校を中心にした教育機関の大人達、児童相談所をはじめとする行政機関の大人達だけでは解決できない問題と感じました。

『絶対に被害者も加害者もださない!』
希望の星を書かせて頂くことにしたのは、子供を守るのは大人の責任であり子供達の希望と思いました。
大人は子供達の星です。
夜空に輝く満天の星空の数と一緒の大人達が子供を見守っていくことを深くお願い申し上げます。

何卒、よろしくお願いいたします!